皆さんこんにちは!

広島・福山で自家消費型太陽光なら大目商店!

 

今回は、LED照明や自家消費型太陽光発電を導入するときに活用できる補助金「CO2削減ポテンシャル診断推進事業」について、ご紹介いたします。

 

【「CO2削減ポテンシャル診断推進事業」は二段構えの補助金です】

今回ご紹介する補助金は、CO2削減を行う工場や商業施設を補助対象として設定されたものです。この補助金の活用方法は皆さまが良くご存じの「申請して要件を満たしていれば交付される補助金」とは異なり、その申請手順にはいくつか注意点があります。

 

この注意点について考える前に理解していただきたいのは「この補助金が二段構えの構成になっている」ということです。つまり、この補助金は2つの事業からなっており、①CO2削減ポテンシャル診断を行う際の費用への補助、②診断結果をふまえて削減案に沿って機器を導入する際の費用への補助、となっています。

 

補助の対象が2つに分かれていることがこの補助金の難しい所です。

以下、それぞれの補助事業について解説していきます。

 

【90%削減可能!「CO2削減ポテンシャル診断事業」】

「CO2削減ポテンシャル診断事業」は民間の工場や商業施設に対して適用される補助金で、この補助金のタイトルにもなっている「CO2削減ポテンシャル診断」という診断を行う際に活用することができるものです。

この補助金では、以下の内容について支援することを目的としています。

 

(ア)    環境省が選定する診断機関によるCO2削減診断の実施

(イ)    蒸気・空調システム等の特定システムにおけるCO2削減診断の実施

(ウ)    診断結果に基づいた削減対策実施案の策定への支援。

 

補助対象は「工場・事業所」です。また「直近年度における年間CO2排出量が50トン以上3,000トン未満であること」、「直近2期の決算において、連続の債務超過がないこと」が要件として挙げられます。

 

この補助金は上記対象施設の診断にかかる経費(委託料など)を補助することができ補助率は9割です!ほとんど費用をかけずに自社のCO2削減ポテンシャルを診断することができるのでこれは非常にお得です。

 

(注意点として補助上限が110万円、補助対象となるのは3事業所まで(一つ目の工場・事業所以外の補助上限は90万円)といった制約はあります。

 

【導入費用の半分を国が負担!「低炭素機器導入事業」】

この事業は、先ほどの「CO2削減ポテンシャル診断」の診断結果に基づきCO2削減効果の高い機器を導入する際に活用できる補助金です。補助の対象となる設備は先述の補助金事業と同じ「工場・事業所」です。この補助金事業を行う上で重要な診断結果ですが、これは一昨年度までの診断結果を使用することが可能です。

 

要件についてはほぼ先ほどの補助金事業と同様ですが、新たに付け加えられた要件として「基準年度と比較して20%以上(中小企業は10%以上)削減できること」が挙げられています。補助金を活用する際には、この要件を満たせるよう設計しなければいけません。

 

また「診断結果報告書で提案されている機器を導入する場合にのみ、申請可能である」ことは注意が必要です。診断結果報告書で提案されていない機器を導入した場合、補助金の活用は出来ません。

 

この補助金の補助率は、補助対象となる法人が中小企業の場合だと「1/2」、中小企業以外およびリース事業、ESCO事業の場合では「1/3」の補助を受けることができます。

 

上限が2,000万円ではありますが、4,000万円までの設備導入であれば1/2もしくは1/3をカバーできるということになるため、中小企業の皆様にとってはかなり大きな設備導入までカバーされているといえるでしょう。

 

もちろん、自家消費型太陽光発電を導入する際にもこの補助金を活用することは可能です。弊社では、自家消費型太陽光発電の設置に関わるご相談、導入シミュレーションを作成させていただいております。この補助金を組み込んだシミュレーション作成も対応可能ですのでご興味があれば、いつでもお問い合わせください!

 

 

今後の動向が気になるところですね。

また最新情報が発表され次第、更新させていただきます!

 

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